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ホームページ制作の期間はどれくらいか|工程別の目安と、公開日から逆算する進め方

ホームページ制作の期間はどれくらいか

ホームページの制作を検討するとき、費用と並んで気になるのが期間です。展示会に間に合わせたい、期首から新しいサイトで営業したい、採用の募集開始に合わせたい。社内で日程が先に決まっているケースも少なくありません。

ところが、制作会社に納期を問い合わせても、返ってくる答えは会社によって幅があります。2か月と言う会社もあれば、半年と言う会社もあります。この差は見積の甘さではなく、どこまでを制作期間に含めるかの違いから生まれます。

この記事では、工程ごとの日数の目安、期間が延びる原因、短縮できる部分と短縮すべきでない部分、公開日から逆算する考え方、着手前に準備しておくものを順に整理します。準備物はそのまま社内で使えるチェックリストの形にしました。累計取引社数350社以上・プロジェクト400件以上の支援から見えてきた実際の進み方をもとにしています。

なお、本記事に記載する日数は、各社が公開している情報や一般的な進め方をもとにした目安です。単一の公的な統計が存在する領域ではないため、断定的な数字としてではなく、社内で日程を検討する際の幅として読んでください。

この記事でわかること

  • 工程ごとの日数の目安と、各工程で発注側にどれだけ作業が発生するか
  • 期間が延びる原因を、発注側と制作側に分けた9項目の一覧
  • 短縮してよい部分と、短縮すると公開後に跳ね返る部分の判断表
  • 公開日から逆算する7つの節目と、具体的な日付の置き方の例
  • 依頼前にそろえる事前準備チェックリスト24項目と、公開前チェック12項目
  • 制作会社に投げる6つの質問と、納期に関する契約時の注意点

 

ホームページ制作の期間は、規模と準備状況の2つで決まる

ホームページ制作の期間は、規模と準備状況の2つで決まる

期間を左右するのは、ページ数だけではない

制作期間の話をすると、まずページ数が話題になります。確かにページ数は工数に直結しますが、実際に日程を動かすのは、原稿や写真といった掲載材料がどの段階でそろっているかのほうです。

同じ15ページのサイトでも、原稿がすべてそろっている状態から着手する場合と、これから取材して書き起こす場合とでは、必要な期間が1か月以上変わります。見積書の期間欄に幅がある理由の多くは、ここにあります。

サイトの種類別に見た期間の目安

各社が公開している情報や一般的な進め方をもとにすると、種類ごとの目安はおおむね次のように整理できます。

サイトの種類

期間の目安

期間を押し上げる要素

短くしやすい条件

ランディングページ(1ページ)

1か月前後

原稿の企画、撮影の有無

訴求内容が決まっている

小〜中規模のコーポレートサイト

3〜4か月

原稿制作、取材、撮影

既存原稿を流用できる

採用サイト

3〜4か月

社員インタビュー、撮影日程

社内の協力体制がある

50ページ以上の大規模サイト

5か月以上

情報設計、移行作業、検証

既存の構造を大きく変えない

ECサイト・会員機能つき

5か月以上

機能要件の確定、決済連携

既製の仕組みを利用する

OKデザインでは、コーポレートサイトの制作期間としておおよそ3〜4か月を目安としてご案内しています。日程に制約がある場合の相談も受けています。サイトの種類ごとの違いについては【徹底解説】ホームページの5つの種類!目的によって作るサイトが違う?で整理しています。

「何をもって完了とするか」を先に決める

期間の認識がずれる原因の1つに、完了の定義の違いがあります。ページが表示される状態を完了とするのか、検索エンジンへの登録申請や解析ツールの設定まで含めるのか、公開後の初回改善まで含めるのか。含める範囲によって、同じプロジェクトでも1か月ほど差が出ます。

見積を受け取った段階で、完了の定義を1行で書き出し、制作会社と合意しておいてください。この1行があるだけで、終盤の認識のずれが減ります。

 

工程別に見る、日数の目安と発注側の作業量

制作は6つの工程に分けて考えると管理しやすくなります。各工程で発注側にどれだけ手を動かす作業が発生するかを、あわせて把握してください。

6工程の日数と、発注側の負荷

工程

日数の目安

主な作業内容

発注側の負荷

1. 要件整理

2〜4週間

目的の確認、対象読者の設定、ページ構成の決定

高い(意思決定が続く)

2. 構成・設計

2〜4週間

画面設計、原稿の骨子づくり

中(内容の確認)

3. デザイン

3〜6週間

トップページと下層ページの意匠設計

中(判断と社内調整)

4. 実装

4〜8週間

コーディング、CMSの構築、動作確認

低(待ちの期間)

5. 確認・修正

2〜3週間

内容の校正、表示確認、修正の反映

高い(全ページの確認)

6. 公開前作業

1〜2週間

解析設定、表示速度の確認、切り替え準備

低〜中

表を見ると、発注側の負荷が高いのは工程1と工程5に集中しています。この2つの工程に社内の担当者が時間を取れないと、日程はそのまま後ろに動きます。逆に言えば、この2つに人を張ることが、期間を守るうえで最も効果があります。

工程ごとの中身を、もう少し細かく見る

工程1:要件整理(2〜4週間)

何のためのサイトなのか、誰に読んでもらうのかを言葉にし、必要なページを洗い出す期間です。競合の状況を確認し、自社が打ち出す軸を決める作業もここに含まれます。打ち合わせは週1回程度、1回あたり1〜2時間が目安になります。決めきれない論点を持ち越すほど、後半の手戻りが増えます。

工程2:構成・設計(2〜4週間)

各ページに何をどの順番で載せるかを、画面の設計図として組み立てます。この段階で原稿の骨子も並行して作ります。文字の量とレイアウトはここで決まるため、後から大きく文章量を変えると設計に戻ることになります。

工程3:デザイン(3〜6週間)

トップページの意匠を先に固め、承認後に下層ページへ展開します。トップページの確定が遅れると、下層の作業が開始できません。社内で意見が割れやすい工程なので、確認の進め方と決裁のしかたを事前に決めておくと滞りにくくなります。

工程4:実装(4〜8週間)

デザインを実際に動くページとして構築し、更新の仕組みを組み込みます。発注側の作業は少ない一方、ページ数と機能の量がそのまま日数に反映される工程です。

工程5:確認・修正(2〜3週間)

全ページの文言、リンク先、フォームの動作を確認します。関係部署に見てもらう場合は、確認の依頼と回収に1週間ほど見込んでください。修正の反映と再確認で、さらに1週間が必要になります。

工程6:公開前作業(1〜2週間)

解析ツールの設定、複数の端末での表示確認、表示速度の計測、既存サイトからの切り替え準備を行います。ドメインやサーバーの移転をともなう場合は、切り替え当日の段取りも組みます。

この工程で発注側が確認する項目を、そのまま使える形にまとめました。制作会社側でも確認しますが、二重に見ておくと公開後の手戻りが減ります。

区分

確認項目

見落としやすい点

表示

全ページがスマートフォンで崩れずに表示されるか

横方向のスクロールが発生していないか

表示

拡大せずに文字が読めるか

注釈と表の中の文字

リンク

全ページのリンク先が正しいか

旧サイトのURLが残っていないか

フォーム

送信テストが通り、自動返信が届くか

自動返信が迷惑メールに入っていないか

フォーム

社内の担当者に通知が届くか

通知先アドレスの綴り誤り

文言

会社名・住所・電話番号の表記

移転前の住所や旧番号の残り

文言

著作権表記の年

前年のまま更新されていない

検索

各ページのタイトルと説明文が設定されているか

初期値や仮の文言のまま

検索

検索エンジンに公開してよい設定になっているか

制作中の非公開設定の解除漏れ

計測

解析ツールが動作しているか

旧サイトの計測タグのまま

速度

主要ページの読み込み速度を計測したか

圧縮していない画像の残り

移行

旧URLから新URLへの転送設定

事例やブログ記事の個別ページ

最も影響が大きいのは、9行目の非公開設定の解除漏れです。これを見落とすと、公開したつもりのサイトが検索結果に出ない状態が続きます。公開当日の確認項目の先頭に置いてください。

工程1に時間をかけた分は、後半で回収できる

要件整理を急いで進めると、デザインや実装の段階で「やはり構成を変えたい」という話が出ます。この時点での変更は作り直しになるため、短縮したはずの時間を上回る遅れが生じます。

何のためのサイトなのかを先に固めておくと、後工程の判断が速くなります。目的の整理の進め方は中小企業のコーポレートサイト制作は「目的」から逆算が命!にまとめています。

工程4は待ちの期間として使える

実装の期間は、発注側の作業がいったん落ち着きます。この時期に、公開後の運用体制や更新のルールを決めておくと、公開直後から動き出せます。空けたままにせず、次の準備に充てる期間として計画に組み込んでください。

 

期間が延びる原因1|発注側に起因するもの

日程の遅れは、制作会社の作業速度よりも、発注側の意思決定と材料提供の速度で決まることが多くあります。自社で先回りできる部分から見ていきます。

原稿が用意できずに止まる

最も頻度が高い原因です。デザインと実装は、載せる文章が決まっていないと確定できません。「文章は後から差し替えます」という進め方は、差し替えの時点でレイアウトの調整が発生し、確認と修正がもう一巡します。

対策は2つあります。1つは、着手前に既存の会社案内やパンフレットから流用できる文章を集めておくこと。もう1つは、原稿制作を制作会社の対応範囲に含めておくことです。OKデザインでは原稿の企画から執筆まで対応しているため、社内で書き手を確保できない場合でも進行が止まりにくくなります。対応範囲はコーポレートサイト制作のページをご覧ください。

流用できる文章の探し方

会社案内、営業資料、過去の提案書、展示会の配布物、既存サイトの各ページ。この5か所を探すと、必要な文章の半分程度は見つかります。そのままでは使えなくても、書き直しの下敷きがある状態と、白紙から書く状態とでは、要する時間が大きく異なります。

書き手を決められない場合の判断

社内で書き手を確保できるかどうかは、着手前に判断してください。担当者が通常業務と並行して書く前提だと、原稿の完成待ちで日程が止まります。書き手を確保できない場合は、取材にもとづく原稿制作を依頼範囲に含めるほうが、結果として日程が読めます。

意思決定者が途中から登場する

デザインの確認まで進んだ段階で経営層が初めて内容を見て、方向性の見直しが入るケースがあります。この場合、要件整理まで戻ることになり、1か月以上の遅れにつながります。

対策は、工程1の段階で最終決裁者に一度目を通してもらうことです。全工程に参加してもらう必要はありません。目的・対象読者・ページ構成の3点だけ、着手前に合意しておけば足ります。

写真とロゴの原本が見つからない

ロゴのデータが印刷用の形式しか残っていない、社屋や商品の写真が古い、社員の顔写真がそろわない。素材まわりは、探す時間そのものが日程を圧迫します。撮影が必要と判明した場合、日程調整と撮影と選定で2〜3週間を見込んでください。

写真や動画をどこまで用意するかの判断材料は写真・動画で差がつくコーポレートサイトにまとめています。

確認の返答が滞る

デザインや原稿の確認依頼に対する返答が1週間空くと、その分がそのまま日程に加算されます。工程3から工程5にかけては確認の往復が複数回発生するため、返答の遅れは累積します。

対策として、確認依頼への返答期限を「3営業日以内」と決め、社内の関係者に事前に共有しておく方法があります。次の文面をそのまま回覧できます。

「◯月◯日から◯月◯日まで、サイト制作の確認依頼が断続的に発生します。依頼が届いた日から3営業日以内にご返信ください。返信が遅れた日数は、そのまま公開日の遅れとして積み上がります。確認をお願いする方:◯◯部◯◯/◯◯部◯◯。ご不在の期間があれば、事前に代理の方をお知らせください。」

公開直前に要望が追加される

実装が終わった段階で「採用ページも欲しい」「フォームの項目を増やしたい」という追加が入ると、設計から作り直す範囲が生まれます。追加したい内容が出てきた場合は、公開後の第2弾として切り分ける判断も検討してください。公開日を守ることと、すべてを一度に載せることは、両立しないことがあります。

 

期間が延びる原因2|制作側に起因するもの

期間が延びる原因2|制作側に起因するもの

発注側で防げない要因もあります。いずれも契約前の質問で把握できるため、リスクとして見積もりに織り込んでおいてください。

同時進行している案件数が多い

制作会社の稼働状況によって、着手までの待ち時間が発生します。契約から着手までに何週間空くのかは、見積の段階で確認できる項目です。

担当者が1人で全工程を進めている

設計もデザインも実装も1人で担当している体制では、工程を並行させられません。担当者の休みや他案件の状況が、そのまま日程に影響します。複数人のチームで進む体制かどうかは、期間の安定性に関わります。

OKデザインでは、要件に応じて戦略を描く人・言葉を紡ぐ人・形にする人を組み合わせたチームを編成します。体制の考え方はOKデザインの特徴のページにまとめています。

外注が多層になっている

受注した会社が設計だけを行い、デザインと実装を別の会社に発注している場合、確認の伝達に時間がかかります。修正の依頼が届くまでに数日、反映されるまでにさらに数日という積み重ねが起きます。

進行管理の担当者が置かれていない

誰がいつまでに何をするのかを管理する人がいないと、待ち時間が発生していることに双方が気づきません。日程表が共有されているか、更新されているかを、初回の打ち合わせで確認してください。

延びる原因の一覧と、契約前の確認事項

原因

起因

影響の目安

事前にできること

原稿が用意できない

発注側

2週間〜1か月

既存資料を集める/原稿制作を依頼範囲に含める

意思決定者が後から登場

発注側

3週間〜1か月

着手前に3点だけ合意する

素材の原本が見つからない

発注側

2〜3週間

着手前にロゴと写真を棚卸しする

確認の返答が滞る

発注側

1回あたり数日

返答期限を社内で決める

公開直前の要望追加

発注側

3週間〜

第2弾として切り分ける

着手までの待ち時間

制作側

2〜4週間

契約前に着手時期を確認する

担当者が1人体制

制作側

見積もりにくい

体制図を確認する

外注が多層

制作側

確認1回あたり数日

誰が作業するかを確認する

進行管理者が不在

制作側

全体で1か月以上

日程表の運用方法を確認する

日程表に入れておく7つの列

遅れに気づける日程表には、共通する形があります。制作会社から提示された日程表に次の列がなければ、追加を依頼してください。

  • 工程名
  • 担当(発注側か制作側かの別)
  • 開始予定日
  • 完了予定日
  • 実績日(実際に完了した日)
  • 遅延日数(実績日と完了予定日の差)
  • 次工程への影響(吸収できるか、後ろにずれるか)

5列目と6列目があるかどうかで、遅れの累積に気づけるかが決まります。予定だけが並んだ日程表は、終盤にまとめて遅れが表面化します。

遅れが出たときの判断

遅れの大きさによって、取るべき打ち手が変わります。判断を先延ばしにするほど選択肢が減るため、次の基準で早めに決めてください。

遅れの大きさ

判断

具体的な打ち手

判断する時期

1週間以内

吸収を試みる

確認作業の並行化、デザイン案数の削減

気づいた時点

2〜3週間

範囲を調整する

初期公開のページ数を絞り、残りを第2弾に回す

デザイン確定の時点

1か月以上

公開日を見直す

最小構成で公開し、第2弾の日程を別に設定する

実装着手の時点

依頼の進め方でつまずきやすい点は中小企業向けのホームページ制作!失敗せずに作成を進める方法を紹介にも整理しています。

 

短縮できる部分と、短縮すべきでない部分

短縮できる部分と、短縮すべきでない部分

日程が厳しい場合、どこを詰めるかで結果が変わります。削っても影響が限定的な部分と、削ると公開後に跳ね返る部分を分けて考えてください。

短縮の可否を1枚の表で判断する

削れるかどうかは、公開後に取り戻せるかどうかで決まります。次の表の上4行は取り戻せるもの、下4行は取り戻せないものです。

対象

短縮の可否

短縮できる日数

判断の理由

デザイン案の提示数(3案→1案)

1〜2週間

要件整理が固まっていれば精度は落ちにくい

初期公開のページ数を絞る

2〜4週間

後から追加できる

撮影を既存写真の活用に切り替える

2〜3週間

公開後に差し替えられる

下層ページを共通のひな型で進める

1〜2週間

個別化は後から可能

要件整理

不可

省くと公開後に成果を測れなくなる

原稿の内容確認

不可

誤りの修正と信頼の回復が二重に必要になる

複数端末での表示確認

不可

閲覧環境の多数派を検証しないまま公開することになる

既存サイトからの移行作業

不可

URLの対応づけを省くと検索評価が失われる

公開日が動かせない場合は、表の上4行から順に検討してください。下4行に手をつけると、公開後の手戻りが短縮した日数を上回ります。

総務省の調査によると、個人のインターネット利用は端末別でスマートフォンが74.3%、パソコンが45.6%となっており、スマートフォンがパソコンを28.8ポイント上回っています。パソコンだけで確認して公開すると、多数派の閲覧環境を検証しないまま世に出すことになります。表示確認の工程は、削る対象から外してください。

出典:総務省『令和7年通信利用動向調査の結果(概要)』(2026年5月29日公表、調査時点:令和7年8月末)

参照元:令和7年通信利用動向調査の結果(概要)報道資料e-Stat 統計データ(総務省)

既存サイトを作り直す場合の移行時の注意点はサイト制作リニューアルで失敗しない|制作会社の選び方・費用感・SEO移行のポイントにまとめています。

短縮の判断を社内で通すための説明

削る提案は「後から足せるかどうか」で説明する

社内では、内容を削る提案に抵抗が出ます。説明の軸を「品質を落とす」ではなく「公開後に足せるものを後ろに回す」に置き換えてください。撮影の差し替えも、ページの追加も、公開後に実施できます。一方で、要件整理と表示確認は後から補えません。この違いを示すと合意が得られやすくなります。

削らない部分を先に宣言しておく

短縮の相談を始める前に、削らない4項目を関係者に共有しておくと、議論が要点に絞られます。要件整理、原稿の内容確認、表示確認、移行作業。この4つを守ったうえで、残りをどう組み替えるかという話に持ち込む進め方です。

公開前の確認で見ておく品質の基準

公開前の表示確認では、体感だけでなく数値でも見ておくと判断がぶれません。Googleは、ページ体験を測る指標として、読み込みの速さを示すLCPが2.5秒以内、操作への反応を示すINPが200ミリ秒以下、表示のずれを示すCLSが0.1以下を良好な水準として公開しています。公開前の計測で大きく外れている場合、公開してから直すより、公開前に手を入れるほうが手戻りは小さくなります。

出典:Google『web.dev』Web Vitals(2026年8月31日確認)

参照元:Web Vitals | Articles | web.dev(Google)

計測には、公開前の1ページ単位の確認にPageSpeed Insights、公開後の全体的な状況の確認にSearch Console の Core Web Vitals レポートを使い分けます。公開前は前者で1ページずつ、公開後は後者で全体を見るという順序にすると、確認の抜けが起きにくくなります。

参考:Google『PageSpeed Insights』/Google Search Console ヘルプ『Core Web Vitals レポート』(2026年8月31日確認)

 

公開日から逆算してスケジュールを組む

公開したい日が決まっている場合、そこから逆算します。逆算の考え方には、押さえておくべき順序があります。

逆算の手順は7段階で組む

  1. 公開日を確定する。展示会の初日、期首、募集開始日など、動かせない日を起点にします。
  2. 公開日の2週間前を「公開前作業の開始日」として置く。解析設定、表示確認、切り替え準備に必要な期間です。
  3. さらに3週間前を「全ページの内容確定日」として置く。ここから先は原稿の変更を止めます。
  4. さらに6週間前を「デザイン確定日」として置く。
  5. さらに4週間前を「構成・設計の確定日」として置く。
  6. さらに4週間前を「着手日」として置く。ここが制作会社との契約完了の期限になります。
  7. 着手日の3〜4週間前を「制作会社の選定完了日」として置く。

この計算でいくと、公開日のおよそ5か月半前には、制作会社の選定を始めておく必要があります。3〜4か月という制作期間の目安に、選定期間と社内稟議の期間を足した長さです。

社内の稟議に必要な期間を計算に入れる

逆算の計算でつまずきやすいのが、社内手続きの期間です。見積を取得してから決裁が下りるまでに、稟議書の作成と回覧で2〜4週間かかる会社は珍しくありません。制作会社の選定完了日は、決裁が下りた日ではなく、稟議に出す資料がそろった日として置き直してください。

逆算の計算例

公開日を2026年12月1日に置いた場合、日程はおおむね次のようになります。

日付の目安

節目

この時点で終えていること

6月中旬

制作会社の選定開始

予算の枠と目的の素案が社内で共有されている

7月中旬

契約完了・着手

依頼範囲と完了の定義が合意されている

8月中旬

構成・設計の確定

ページ構成と各ページの役割が決まっている

9月下旬

デザインの確定

意匠が決裁者まで含めて承認されている

10月下旬

全ページの内容確定

原稿と写真がすべて確定している

11月中旬

公開前作業の開始

内容の修正が完了している

12月1日

公開

解析設定と表示確認が済んでいる

表の日付は目安です。撮影や取材が入る場合、8月から10月の区間にそれぞれ2〜3週間を追加してください。

公開日が動かせない場合の考え方

逆算した結果、着手日がすでに過ぎている場合の選択肢は3つです。初期公開のページ数を絞る、公開日を後ろにずらす、公開日には最小構成で出して第2弾で拡張する。このうち、公開後の成果を優先するなら3つ目が現実的です。最小構成であっても、目的と対象読者が定まっていれば機能します。

避けたいのは、すべてを詰め込んだまま日程だけを縮める進め方です。確認の工程が削られ、公開後に修正が続きます。

公開日が決まっている案件のご相談も承ります

OKデザイン(株式会社ええやん)は、事業・ブランド・顧客心理を整理する「ええやんメソッド」を用いて、戦略の設計から原稿・撮影・公開後の運用までを一気通貫で伴走します。累計取引社数350社以上・プロジェクト400件以上の支援実績をもとに、日程の制約を踏まえた進め方をご提案します。

▶ 無料でホームページ制作のご相談をする(お問い合わせフォーム)

 

依頼前の事前準備チェックリスト|着手前にそろえる24項目

以下をそのまま社内で回覧できる形にまとめました。着手日の2週間前までにそろえておくと、工程1と工程2が滞りません。

1. 意思決定に関するもの

  • サイトの目的を1つに絞った文(例:新規の商談を月◯件増やす)
  • 対象読者の設定(業種・役職・抱えている課題)
  • 社内の窓口担当者と、最終決裁者の氏名
  • 予算の上限と、稟議に必要な書類の様式
  • 公開希望日と、その日付が動かせるかどうかの判断

2. 原稿に関するもの

  • 会社案内やパンフレットの現物またはデータ
  • 既存サイトの全ページ一覧(URLと、残す・統合する・削除するの判別)
  • サービスや商品の説明資料
  • 掲載してよい実績の一覧と、企業名の掲載可否
  • よく受ける質問と、その回答

3. 素材に関するもの

  • ロゴデータ(イラストレーター形式などの原本)
  • 社屋・工場・店舗の写真
  • 商品やサービスの写真
  • 社員の写真(掲載の可否を本人に確認済みのもの)
  • 既存の動画やパンフレットのデザインデータ

4. 技術に関するもの

  • ドメインの登録事業者名と、管理画面のログイン情報
  • サーバーの契約先と、管理画面のログイン情報
  • メールアドレスの運用方法(サーバー移転時に影響するため)
  • Googleアナリティクスとサーチコンソールのアカウント権限
  • SSL証明書の契約状況

4番目の項目でつまずくケースは少なくありません。過去に依頼した会社が管理したまま連絡が取れない、契約者が退職しているといった状況です。ドメインとサーバーの基本的な考え方はドメインとサーバーって何?やさしく整理してみました。で解説しています。

5. 掲載内容に関するもの

  • 実績・お客様の声として掲載できる事例の候補
  • 価格や料金の考え方(掲載する範囲の社内合意)
  • 採用情報を載せる場合の募集要項
  • 問い合わせフォームの項目案と、送信後の対応担当者

実績や声の集め方はコーポレートサイトで実績・お客様の声ページを活用した信頼獲得法に、BtoBのサイトで用意しておきたい掲載内容はBtoB企業様にオススメ!ホームページの効果をUPするコンテンツとは?にまとめています。採用を目的に含める場合は採用サイト制作のページもご参照ください。

チェックリストが埋まらない項目の扱い

見つからないものは、着手前に申告する

ロゴの原本が残っていない、サーバーの管理情報が分からない。こうした項目は、隠さずに着手前の打ち合わせで伝えてください。ロゴは作り直しや復元の作業を工程に組み込めますし、管理情報は登録事業者への照会に日数がかかるため、早く動き出すほど影響が小さくなります。

社内で判断できないものは、決裁の日程を先に押さえる

価格の掲載範囲や、実績として企業名を出す可否は、担当者だけでは決められません。判断が必要な項目を一覧にし、いつの会議で諮るかを先に決めておくと、待ち時間が予定に収まります。

5つの区分のうち、1と4は担当者が単独で用意できます。2と3と5は社内の複数部署に依頼が必要になるため、着手日の1か月前から動き始めると余裕が生まれます。

 

公開してから検索に出るまでの時間は、制作期間とは別に見る

公開してから検索に出るまでの時間は、制作期間とは別に見る

制作期間の計画に含め忘れやすいのが、公開後の期間です。サイトが表示される状態になっても、検索結果に出るまでには別の時間がかかります。

検索への反映には時間の幅がある

Googleは公式のガイドで、サイトに加えた変更が検索側に反映されるまでの時間には幅があり、数時間で済む場合もあれば数か月かかる場合もあると説明しています。そのうえで、変更の効果を確かめるには数週間ほど待ってから見ることを推奨しています。公開初日に検索結果へ出ていなくても、設定の不具合とは限りません。

出典:Google 検索セントラル『Google 公式 SEO スターター ガイド』(2026年8月31日確認)

参照元:Google 公式 SEO スターター ガイド(Google 検索セントラル)

社名での検索に出るまでの考え方と、確認方法は【保存版】新規ドメインはいつ検索に出る?指名検索が表示されるまでの期間とインデックスの仕組みで詳しく解説しています。

公開直後に順位を見ない

公開から数週間の順位は、まだ評価が定まっていない状態の数値です。この時期の変動を見て構成を作り替えると、判断の材料がないまま手を入れることになります。公開後1か月までは、表示や動作の不具合だけを確認対象にしてください。

表示回数やクリック数の確認には、Search Consoleの検索パフォーマンス レポートを使います。使い方は検索パフォーマンス レポート(検索結果)に説明があります。

参考:Google Search Console ヘルプ『検索パフォーマンス レポート(検索結果)』(2026年8月31日確認)

見る指標を公開前に決めておく

何をもって成功とするかは、公開してから決めると都合のよい数字を選びがちです。検索での表示回数、問い合わせ件数、資料請求数のうち、どれを主指標にするかを公開前に決め、記録を始める日も決めておいてください。

公開日を起点に見る期間の目安

時期

確認すること

この時点での判断

公開当日〜3日

全ページの表示、フォームの送信テスト

不具合の有無だけを見る

公開後1〜2週間

社名での検索、サーチコンソールの登録状況

検索順位は判断材料にしない

公開後1か月

アクセス数、閲覧の多いページ

傾向をつかむ段階にとどめる

公開後3か月

問い合わせ件数、検索での表示回数

改善すべき箇所を特定する

公開後6か月

目的に対する到達度

次の投資判断を行う

公開後の運用まで含めた進め方の相談はSEO対策のページでも紹介しています。

 

依頼先の形態によって、期間の性質が変わる

同じ規模のサイトでも、どこに依頼するかで日程の組み立て方が変わります。遅れが出たときに吸収できるかどうかも、体制によって差が出ます。

形態別の比較

依頼先

期間の傾向

強み

日程面の注意点

制作会社(チーム体制)

標準的

工程を並行させられる

着手までの待ち時間が発生しやすい

フリーランス

案件により変動

着手が早いことがある

1人体制のため休止時の代替がない

自社で作成

短縮も長期化もあり得る

外部との調整が不要

通常業務との兼ね合いで止まりやすい

テンプレート型サービス

最も短い

公開までが速い

構成の自由度が低く後から変えにくい

日程だけを見ればテンプレート型が最短です。一方で、自社の「らしさ」を打ち出したい場合や、目的に沿って構成を組み立てたい場合には制約が生まれます。速さと、伝わり方のどちらを優先するかを先に決めてください。

体制を確認する3つの質問

形態の違いは、次の3点を聞けば実態として把握できます。会社の規模ではなく、この案件に誰が何時間かけるのかを確かめる問いです。

  • この案件を担当するのは何名で、それぞれどの工程を受け持ちますか
  • 担当者が休みに入った場合、誰が引き継ぎますか
  • 同時期に進行している案件は何件ありますか

3つ目は聞きにくい質問に見えますが、稼働状況を率直に共有したうえで日程を提示する会社のほうが、結果として予定どおりに進みます。あわせて、提案だけで終わらず、公開後の集客施策まで同じ体制で実行できるかも確認しておくと、公開後に依頼先を探し直す手間が減ります。

費用と期間は連動する

期間を短縮する手段の多くは、体制を厚くするか、作る範囲を絞るかのいずれかです。前者は費用が上がり、後者は初期公開の内容が減ります。費用の内訳と、金額を動かす要素についてはWordPressホームページの費用相場|自作・外注・保守まで「総額」でわかるはじめてのホームページ制作!費用相場ってナンボ?で整理しています。

 

期間の使い方で結果が変わった実例

制作期間は、短ければ良いというものではありません。どの工程に時間を配分したかによって、公開後の結果が変わります。2件の実例で示します。

公開前に検索設計へ時間を配分した実例(株式会社エキスパート様)

公開前に検索設計へ時間を配分した実例(株式会社エキスパート様)

株式会社エキスパート様では、サイトを公開してから集客の方法を考えるのではなく、公開前の段階で検索される言葉を設計し、その受け皿となるページ構成を先に決めました。工程1と工程2に相当する期間を厚く取った進め方です。

結果として、年間の問い合わせは実質0件から35件へ、広告費をかけずに推移しています。公開後に改善で追いつこうとすると、検索での評価が定まるまでの待ち時間が別途かかります。公開前に配分した時間が、公開後の時間を節約した形です。

 

制作物を並行させて日程を圧縮した実例(エルメント工業様)

制作物を並行させて日程を圧縮した実例(エルメント工業様)

エルメント工業様では、サイト制作とチラシ制作を組み合わせて進めました。掲載する情報の整理と素材の準備を共通の工程として扱うことで、それぞれを別々に発注する場合より短い日程で両方を仕上げています。

結果として、売上が1.5倍に伸びています。複数の制作物を予定している場合、まとめて着手するほうが、原稿と素材の準備が一度で済む分だけ日程の総量は短くなります。

2件の比較

企業

期間の使い方

厚く取った工程

結果

株式会社エキスパート様

公開前に設計へ配分

要件整理・構成・設計

年間問い合わせ 実質0→35件

エルメント工業様

制作物を並行させて圧縮

原稿と素材の共通準備

売上が1.5倍

※上記の成果数値は、OKデザインの支援実績にもとづくものです。

2件から読み取れる、期間配分の原則

2件に共通しているのは、総日数を削ることを目的にしていない点です。前者は前半に時間を配分し、後者は重複する準備をまとめました。どちらも、同じ日数の中で配分を変えたり、重ねられる作業を重ねたりする工夫です。

期間を考えるときの原則として、前半の工程は削らず、後半の作業量を減らす方向で調整するという順序を持っておくと判断しやすくなります。要件整理と設計は、公開後の成果に直結する一方で、後から補うことができません。デザインの案数や初期公開のページ数は、公開後に足していけます。

他の業種の事例は制作実績一覧に掲載しています。

 

見積・契約の段階で確認しておく、納期に関する注意点

見積・契約の段階で確認しておく、納期に関する注意点

提案を受けた段階で次の6点を質問しておくと、日程の前提がそろいます。複数社を比較する場合は、同じ質問を全社に投げてください。

6つの質問

  1. 契約完了から着手までに、何週間空きますか。
  2. 記載の期間には、当社側の確認期間が何日分含まれていますか。
  3. 原稿と写真は、いつまでに提出する前提で組まれていますか。
  4. 修正は何回まで含まれ、それを超えた場合はどうなりますか。
  5. どの工程を、どの担当者が行いますか。外部への発注はありますか。
  6. 公開日に間に合わない見込みになった場合、どの時点で知らせてもらえますか。

同じ質問を全社に投げる

複数社を比較する場合、各社が自由な形式で提案書を作ると、期間の前提がそろわず比較できません。6つの質問を同じ文面で送り、回答を並べて確認してください。次の文面をそのまま使えます。

「お見積のご提示、ありがとうございます。社内で比較検討するにあたり、各社様に同じ6点をお伺いしています。1)契約完了から着手までに空く期間、2)ご提示の期間に含まれる当社側の確認日数、3)原稿と写真の提出期限の前提、4)修正回数の上限と超過時の扱い、5)各工程の担当者と外部への発注の有無、6)公開日に間に合わない見込みとなった場合のご連絡の時期。◯月◯日までに、書面でご回答をお願いします。」

回答の内容だけでなく、答えが返ってくるまでの速さも、進行管理の姿勢を測る材料になります。

答えにくい質問への反応を見る

5番目と6番目は、答えにくさのある質問です。分からない部分を分からないと伝えたうえで、確認して回答すると応じる会社は、進行中も同じ姿勢で対応します。曖昧なまま話を先に進めようとする場合は、着手後にも同じことが起きる可能性を見込んでください。

回答の受け止め方

2番目の質問への答えは、特に注意して聞いてください。確認期間が計上されていない日程表は、実際には提示された期間で完了しません。発注側の確認に必要な日数が含まれているかどうかで、同じ「3か月」という表記の意味が変わります。

6番目の質問は、進行管理の姿勢を確かめる問いです。判明した時点ですぐ共有すると答える会社と、質問されるまで待つ会社では、遅れが出たときの対処の速さが異なります。

契約書で確認する3項目

  • 納期の定義(表示可能になった日か、検収が完了した日か)
  • 発注側の作業が遅れた場合の日程の扱い
  • 公開後の保守と改善提案が、契約範囲に含まれているかどうか

3つ目は、公開後の運用体制に直結します。OKデザインでは納品後にアンケートを実施し、半年以内に効果を確認したうえで、改善点があれば定期的に追加のご提案を行っています。関西圏では対面でのお打ち合わせにも対応し、オンラインでのご相談は全国から承っています。制作の進め方についてよくいただく疑問はWeb制作の「よくあるお悩み」3選!【動画あり】にもまとめています。

 

ホームページ制作の期間についてよくある質問

ホームページ制作の期間についてよくある質問

期間に関して相談の多い6点をまとめました。結論を先に示し、理由を後に置いています。

よくある疑問

結論

根拠となる考え方

最短でどのくらいで公開できるか

1ページなら数週間、複数ページなら1か月以上

確認の工程は圧縮できない

ページ数が2倍なら期間も2倍か

比例しない。増加は3〜4週間程度

要件整理と設計は一度で済む

途中でページを追加したい

設計確定前なら影響は小さい

確定後は意匠の展開と実装が再発生する

原稿を自社で書くと短くなるか

書き手を確保できるなら短くなる

兼務前提だと完成待ちで長引く

作り替えは新規より時間がかかるか

2〜4週間ほど多く見込む

棚卸しとURLの対応づけが加わる

期間の相談はいつすべきか

予算確定前でよい

希望日を伝えれば選択肢が示される

Q. 最短ではどのくらいで公開できますか

A. 1ページ構成で材料がそろっていれば数週間、複数ページのコーポレートサイトなら1か月未満は現実的ではありません。原稿と写真がそろっており、既存のひな型を使う前提であれば短縮できます。内容から作る場合は、確認と修正の工程がそのまま日数として残ります。

Q. ページ数が2倍になると、期間も2倍になりますか

A. 比例はしません。10ページが20ページになった場合、増加は3〜4週間程度が目安です。要件整理と設計は共通の作業として一度で済むため、ページ数の増加はデザインと実装と確認の工程に効いてきます。

Q. 途中でページを追加したくなった場合、どうなりますか

A. 設計が確定する前であれば、影響は限定的です。デザインの確定後に追加すると、意匠の展開と実装が新たに発生します。追加の要望が出た時点で、公開日を優先するか内容を優先するかを制作会社と相談してください。

Q. 原稿を自社で書くと、期間は短くなりますか

A. 書き手を確保できるなら短くなり、通常業務との兼務が前提なら長くなります。担当者が他業務と並行して書く場合、原稿の完成を待つ期間が発生します。着手前に、誰がいつ書くかを決められるかどうかで判断してください。

Q. 既存サイトからの作り替えは、新規より時間がかかりますか

A. 同じ規模の新規制作より、2〜4週間ほど多く見込んでください。既存ページの棚卸しと、URLの対応づけの作業が加わるためです。この工程を省くと、これまで蓄積してきた検索での評価が引き継がれません。

Q. 期間の相談は、どの段階でするのがよいですか

A. 予算が確定する前で構いません。公開希望日と、それが動かせるかどうかを伝えれば、実現可能な進め方の選択肢が示されます。ホームページ全体の進め方の総論は中小企業のホームページ制作・作成ガイド【最新まとめ版】、制作にまつわる基本的な疑問はWeb制作の「あるある」な疑問を解決!【動画あり】にまとめています。

 

まとめ|期間は「作業日数」ではなく「意思決定の日数」で決まる

ホームページ制作の期間は、制作会社が手を動かしている日数だけで決まるわけではありません。目的を決める、構成を承認する、原稿を確定する、内容を確認する。この意思決定の速度が、日程の大部分を左右します。

だからこそ、期間を守る最大の手段は、着手前の準備にあります。目的と対象読者を先に決め、原稿と素材とアカウント情報をそろえ、社内の窓口と決裁者を明確にする。この3点が整っていれば、同じ規模のサイトでも進み方が変わります。

準備が整っていれば、日程に制約がある場合でも選択肢が残ります。初期公開の範囲を絞る、制作物をまとめて進める、確認の体制を厚くする。いずれも、着手前に目的と材料がそろっていることが前提になる打ち手です。

今週からやること3つ

順番

やること

具体的な作業

所要時間

1つ目

公開希望日を確定する

動かせる日か動かせない日かを判断し、逆算表に当てはめて着手期限を出す

30分

2つ目

準備物を棚卸しする

チェックリスト24項目に○×をつけ、×の項目に担当者と期限を割り当てる

1〜2時間

3つ目

社内の合意を取る

目的・対象読者・ページ構成の3点を最終決裁者に確認してもらう

会議1回

2つ目の棚卸しを着手前に済ませておくと、工程1と工程2の日数がそのまま短縮できます。制作会社を決めてから始めるのではなく、選定と並行して進めてください。

そして、公開日は終点ではなく起点です。検索に反映されるまでの時間、成果を判断できるまでの時間を、あらかじめ計画に入れておいてください。公開してからの数か月をどう使うかまで含めて設計できたとき、投資した期間が結果につながります。

ホームページ制作の期間・スケジュールのご相談は、OKデザインへ

「公開したい日が決まっている」「準備に何から手をつければよいか整理したい」「公開後の運用まで含めて任せたい」。どの段階からでもご相談いただけます。事業・ブランド・顧客心理を整理する「ええやんメソッド」と、累計取引社数350社以上・プロジェクト400件以上の支援実績をもとに、戦略から原稿・撮影・公開後の運用まで一気通貫で伴走します。

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