トピックス

2022 12.28

複雑な時代のWEBのプロモーション

本年も残すところあとわずかとなりました。
もうお休みに入られている方もいらっしゃるかもしれませんね。

今年最後のメールマガジンをお送りいたします。

本日のテーマは、我々を取り巻くWEB媒体、顧客行動の現状と、
今後の中小企業のWEBプロモーションの取り組み方について記載をさせていただきました。
皆様の商売の一助になれば幸いです。

 

全体は複雑になっている

皆様もご存知の通り、近年はスマートフォンの普及により、複数媒体が存在します。

・検索メディア(yahoo、Google等)
・SNS(Facebook、Instagram ※meta、Twitter等)
・メッセージSNS(LINE、Messenger等)
・動画メディア(You Tube、Tik Tok等)
・キュレーションメディア(SmartNews、Gunosy等)
・音声メディア(Voicy、クラブハウス等)

ぱっと思いつくだけでも、代表的なメディアの数だけでこれ程の数です。

しかし、これらの媒体をひとりひとりが全て利用しているか?全ての媒体に接点があるのか?というとそうではありません。
実際は自分が好むいくつかの媒体を愛用しているケースが多いのではないかと思います。

また、愛用している媒体間の移動も複雑で、例えば、

Twitterで発見 → 検索して調べる → WEBサイトを閲覧 → インスタでコメント確認

といったように、

「どんどん移動して、総合的に情報を収集し、評価をしていく」

というのが、個々人のWEB上の動きになっています。

つまり、どこか一つで情報を発信しても、全ての情報が届かない、あるいは、情報が足りないと思われる可能性すらある複雑な時代といえます。

今後のWEB上での情報発信のセオリーは?

中小企業がこれを知恵で突破するにはどうすればよいか?
実際に私どもが取り組んでいる方法も交えて整理すると以下のような形になります。

特定のターゲット絞る

まずは顧客を絞りましょう。しぼるか、カテゴリ分けをして本当に会いたい顧客を選び抜くことが大切です。

 

ブランディングをする

特定の顧客に出会うためには、発信した情報が顧客にとってポジティブな情報である必要があります。
ポジティブな情報は複雑に絡み合うネットワークの中でシェアされ、勝手に閲覧者が伸びていく構造にあります。

顧客に響くように、情報をデザインすること。それが情報のブランディングです。

ブランディングの対象は、売り物、会社自体、WEBサイト、など事業レベルでも販促レベルでも実行可能ですが、
事業レベルで実現できればより効力を発揮します。

 

ターゲットと会える媒体、フォーマットを決めて、攻略する

先述の通り、媒体は複数でありながら、媒体の特性によって、画像、テキスト、動画、音声といったように情報のフォーマットは異なり、
さらに画像や動画に至っては、縦長、横長と媒体によってサイズが異なります。

全てのフォーマットを攻略することは、時間もお金も限りがある中小企業にとっては中々にしんどいと思います。

そこで、ターゲットとなる顧客を選びぬいた後、その顧客と最も効率的に出会える媒体、フォーマットを選定しましょう。

 

優先順位を決めて、1つずつ攻略する

例えば、BtoB企業かつ、(弊社のホームページ制作のような)既存の概念の売り物を販売している場合は、
商習慣からGoogle検索を使う方が多いので、
最初の対策として、リスティング広告やSEO対策が有効になることが多いです。

逆にBtoCで女性を中心にリーチしたい場合はInstagramになる場合もあるでしょう。

まずひとつ攻略を行い、攻略した媒体と相性の良い媒体や、既存の情報フォーマットが活かせる場所を選び攻略していきましょう。

 

最後に:WEBのプロモーションは面白く考えるために

今回は、我々を取り巻くWEB媒体、顧客行動の現状と、中小企業の取り組み方について記載をさせていただきました。
ただし、セオリーはセオリーでしかなく、このあたりも含めて考えていければきっとWEBのプロモーションは面白いんだろうなと、
最近思う事柄について語らせていただきます。

情報の届け方自体が戦略になる

媒体が多岐にわたり、情報が溢れてしまっている中で、ブランディングの有用性を発揮して、
情報の届け方をデザインできればそれが戦略になる可能性があるのではないかと考えています。

例えば、販売の主戦場がWEBになっている商材を売るときに、あえて質感の良い紙でできた手紙とサンプルが入ったリッチな同梱物を
ポスティングするという手法を取った場合、それ自体が他の製品との差別化になり、「こんなのがポスティングされてた!」という体験そのものが
SNSで社名とともにシェアされ話題になったりというように、最終的な製品やサービスの魅力だけで勝負するのではなく、
最初から情報発信(広告)のプロセスごとデザインできればより強固な戦略になります。

 

複雑性が高すぎて、セオリーだけでは語れない。

顧客行動の複雑性が高く、トレンドも早く移り変わっていくため、私たちは「どんな方法が目的の達成をもたらすかわからない」
とも言える環境に置かれていると言えるのではないかと思います。

前述の通り、WEBプロモーションにはある程度のセオリーが存在はしますが、あくまでもセオリーであり、売り物や市場をとりまく環境などによって、
実施するべき内容は同じ媒体の中でも大きく異なってくることと思います。

また「Tiktokを採用広報に役立てて求職者の数を増やすことに成功した不動産屋」
「You Tubeにお客様インタビューを上げ続けたら購入数が伸びたシステムキッチンメーカー」など、
一般的なセオリーと言われていなかったところからホームランが出てきた事例もいくつも存在します。

ですので、セオリーを意識して取り組みながらも、とにかく面白いと思うことを続けてみたるという思考を織り交ぜて、
進めて行くことも重要なのではないかと考えています。

手を止めない為のポイントは実行自体が楽しくて、とりあえず、周囲の人が面白い!と言ってくれることに取り組み続けること。
そして、そんな環境や企業文化がつくりあげることだと思います。

 

複雑性を乗り切る上で重要なのは、知恵とユーモアだなと思う今日このごろでした。

皆様、今年も弊社をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました。

一年間お疲れさまでした。良いお年をお過ごしくださいませ。
来年も何卒宜しくお願いいたします。

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