株式会社ええやん OKデザイン事業部.
株式会社ええやん OKデザイン事業部
お問い合わせ
BLOG

運送業のホームページ制作で成功するためのポイント

ホームページは単なる会社紹介にとどまらず、
「新規取引の獲得」「採用の強化」「信頼の発信」といった具体的な目的を果たす重要なツールです。

近年は物流業界でも取引先選定や採用活動のスタート地点がWebに移ってきており、
「ホームページを見て信頼できるかどうか」 が大きな分かれ目になっています。

本記事では、運送業でホームページ制作・リニューアルを検討している経営者・ご担当者様向けに、
成果を出すためのポイントを解説します。営業強化のコツから採用サイトの工夫、安全への取り組みの見せ方まで幅広く紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

運送業ホームページ制作の目的(営業・採用・信頼強化)

運送会社がホームページを持つ目的は、大きく3つに分けられます。

  1. 営業・集客を強化したい(新規取引や問い合わせ増加)

  2. 採用を強化したい(求職者へのアピール)

  3. 信頼性やブランドを高めたい(企業イメージや安心感の発信)

営業・集客につなげるホームページ制作のコツ

取引先担当者は「どんな荷物を、どの規模で、どんな方法で運べるのか」をまず知りたいと考えます。
混載便・チャーター便、食品配送、重量物の搬出入など、自社の対応範囲を明確に示すことで「この会社なら任せられる」と思ってもらえます。

また、保有車両(大型・中型・冷凍車など)や拠点ネットワークを写真や図解で紹介すると、具体的なイメージが伝わりやすくなります。

採用強化につながるホームページの工夫

2024年問題で労働時間の制限が強まるなど、ドライバー不足は業界全体の課題です。
採用ページでは以下のような情報が重要になります。

  • ドライバーの魅力(社会に不可欠な仕事・運転が好きな人に向いている 等)

  • 福利厚生(仮眠室やシャワー、免許取得支援制度 等)

  • キャリアパス(ドライバーから営業や管理職への転換 等)

  • 社員の声やインタビュー

こうした情報があれば「ここで働きたい!」と応募意欲につながります。

信頼・ブランド力を高める安全性の発信

物流業界では「安全・コンプライアンスへの取り組み」が取引先の信頼を得るカギです。

  • 運輸安全マネジメントの取り組み

  • デジタコ・ドラレコ導入状況

  • 事故発生件数の開示

  • BCP(災害時対応)の方針

これらをホームページにまとめることで、安心感が高まります。

デザインより大切な設計の考え方

見た目のかっこよさ以上に重要なのは「設計」です。以下の点を意識しましょう。

  • ターゲットを具体的に設定する(食品メーカーの物流担当者、地元で働きたい求職者 など)

  • 自社の強みを具体的に表現する(「冷凍車10台保有」「大型重量物の実績多数」など数値で)

  • 情報を網羅し整理する(事業内容・拠点・車両紹介・安全方針・採用情報)

運送業ホームページ制作の事例

当社(OKデザイン)が手掛けた運送業ホームページの事例を紹介します。

事例1:八木運送株式会社|技術力と信頼を打ち出すサイト制作

特殊形状の鉄鋼製品やコンクリート製品など難易度の高い輸送を得意とする運送会社。以前のサイトには不満があり、今回は「会社の魅力と技術をきちんと伝える」ことを目的にリニューアルをご依頼いただきました。トップページでは「技術力」「安心安全・信頼」「物流2024年問題をクリア」の3点を打ち出し、作業現場やトラックを撮影した写真を多数配置。さらにInstagram連携や採用ページの充実を図り、ご家族にも安心していただける企業姿勢を表現しました。繰り返しの打合せを経て、ご満足いただけるサイトを実現しています。

>事例の詳細はこちら

 

事例2:株式会社朋友|採用強化を実現したコーポレート&リクルートサイト

関東から関西間を中心に運送サービスを展開し、グループ会社では物流倉庫での人材派遣事業も行う企業。老朽化したサイトを刷新し、採用強化につなげたいとのご要望から、コーポレートサイトとリクルートサイトを同時にリニューアルしました。コーポレートカラーを基調に、コーポレートサイトでは信頼感を重視した落ち着いたデザインを採用。一方でリクルートサイトはポップで親しみやすい雰囲気とし、若手社員の活躍シーンや「朋友クロストーク」で現場の声を紹介しました。これにより応募者に働くイメージを具体的に伝えるとともに、顧客には運送と人材サービスのシナジーを打ち出し、朋友様の魅力を多面的に発信するサイトを実現しています。

>事例の詳細はこちら

 

事例3:コフジ物流株式会社|仲間が伝わる採用サイト制作

採用強化に向け「仲間や環境が伝わる採用サイト」をご要望いただき、私たちええやんが「人と人をつなぐ採用サイト」をコンセプトに制作しました。社員同士のクロストークでリアルな声を伝え、福利厚生や制度も丁寧に紹介することで「安心して長く働ける」未来を想像できる構成に。さらに「WE ARE THE FIRST STAR」のキャッチコピーを掲げ、ブルー基調で爽やかかつ信頼感のあるデザインを実現しました。求職者に仕事だけでなく「仲間と未来を選ぶ」感覚を届ける、会社の顔となるサイトとなっています。

>事例の詳細はこちら

 

事例4:株式会社樋口物流サービス|情報整理と動画活用による刷新

医療機器や家具什器の配送・搬入据付を起点に、現在は特需輸送、輸送マッチング、3PLを軸に全国19拠点を展開する物流企業。新しサイトでは、情報をわかりやすく整理したメインビジュアル動画を制作し、業界イメージを刷新するポップで爽やかな表現を実現しました。採用ページでは各部署の仕事内容や社員インタビュー、1日の流れを紹介し、求職者が自身の働く姿を具体的にイメージできる構成に。信頼性と親しみやすさを兼ね備えた、企業の新たな魅力を発信するサイトに仕上がっています。

>事例の詳細はこちら

各社ともに「車両や拠点の強みを見える化する」「採用情報を充実させる」など、それぞれの課題に応じて成果を上げています。

 

運送業ホームページ制作の費用と制作会社の選び方

一般的な運送業コーポレートサイト(10ページ前後)の制作費用は 50万~150万円程度 が目安です。
制作会社を選ぶ際は、以下をチェックしましょう。

  • 運送業の実績があるか

  • SEOや集客に強いか

  • 安全・採用のコンテンツ提案ができるか

  • 公開後の改善をサポートしてくれるか


まとめ|運送業ホームページ制作は営業・採用・信頼の三本柱

運送業のホームページ制作で成功するには、

  • 事業の特性(荷物・規模・車両・拠点)を明確に示す
  • 採用力を強化し人材不足に対応する
  • 安全やガバナンスを打ち出して信頼を獲得する

ことが重要です。

実際にサイトを作ろうとすると「自社の強みをどう表現するか」「どんなコンテンツを載せればいいのか」悩む方も多いと思います。
株式会社ええやんでは、これまでに運送業をはじめ多くの企業サイトを制作してきた実績をもとに、
営業強化・採用強化・信頼性向上につながるサイトをご提案しています。

「うちもそろそろホームページを見直したい」と思ったら、ぜひお気軽にご相談ください。

>[お問い合わせはこちら]

 

▼この記事を書いたヒト

室谷拓実(むろや・たくみ)

株式会社ええやん副社長。元WEB広告代理店マン。累計70社以上のWEB制作・マーケティング・SEO・ブランディング支援のプロジェクトに従事。
「寄り道バンザイ」を合言葉に、仕事と遊びを混ぜながら過ごしています。