先日、アメリカ・ニュージャージー州のRowan Universityの生徒・教授向けに、日本の中小企業マーケティングについて、講演を実施しました。
机上の空論や、理論の話ではなく、現場で何が起きてるのか、何がうまくいって、何がうまくいかないのか。そのリアルを、共有させていただきました。


■ 日本のマーケティングの本質
日本の中小企業には、“価値はあるのに、伝わっていない会社”が非常に多いという特徴があります。技術力やサービスの質は高い。しかし、それを言語化し、適切に届けることができていない。その結果、価格競争や比較に巻き込まれてしまう。私たちの仕事は、この「隠れた価値(Hidden Value)」を見つけ、伝わる形(Visible Value)に翻訳することです。
■ 日本特有のマーケティング構造
講習では、日本におけるマーケティングの特徴についても共有しました。
派手さよりも「信頼」が重視される
意思決定は個人ではなく組織で行われる
Webサイトは“営業資料”であり“信用証明”でもある
地域性や人間関係が意思決定に強く影響する
つまり、日本のマーケティングは論理だけではなく、文脈と関係性で成立するという点に大きな特徴があります。
■ 大阪から世界へ
今回の講習は、日本のマーケティングを「教える」場であると同時に、文化や価値観の違いを超えて議論する機会でもありました。マーケティングはテクニックではなく、その国や地域の文化・思想そのものです。だからこそ、日本のマーケティングにはまだ世界に届けるべき価値があると考えています。株式会社ええやんはこれからも、ローカルに根ざした実践を積み重ねながら、その知見を世界へと発信していきます。


