ホームページをつくろうとすると、必ず出てくる言葉があります。
「ドメイン」と「サーバー」。
聞き慣れないけれど、実はそんなに難しい話ではありません。
ちょっとお茶でも飲みながら、「ああ、そういうことか」と思えるくらいの温度感で、そっと整理してみます。
◆ ドメインとは
― インターネットの“住所”のようなものです
example.com
www.〇〇.jp
こういう文字のならびが、いわゆる ドメイン。
インターネットの広い世界の中で、
「そのサイトはどこですか?」と聞かれたときに示す 場所の名前 です。
住所があるから、友だちも検索エンジンも迷わず訪ねてこられる。
どんなに素敵な家があっても、住所がないと辿り着けませんよね。
そんな役割が、ドメインです。
◆ サーバーとは
― ホームページの“中身をしまっておく場所”
ホームページは、文章や写真、デザインのデータなど、”たくさんの情報のファイル”で出来ています。
その大切なデータたちをしまっておくのが サーバー。
ちょっとした倉庫のようでもあり、図書館の書庫のようでもあり、
「必要なときに取り出して、人に届けてくれる場所」です。
誰かがページを開くと、
「はい、これが見たいって言ってたデータですね」と、サーバーがそっと送り出してくれる。
そんな相棒的な存在です。
◆ この2つ、なぜ一緒に語られるのか?
理由はシンプルです。
-
ドメインだけあっても、中身がない
→ 住所だけ書いた紙を持って空き地に行くようなもの。 -
サーバーだけあっても、行き方がわからない
→ 立派な建物なのに、地図に載っていない状態。
つまり、「住所(ドメイン)」+「建物と中身(サーバー)」がそろったとき、
はじめてホームページは“そこに存在できる”のです。
◆ ふだん意識しなくてもいいけれど、知っておくと世界がクリアになる
Webの仕組みは、普段は気にしなくても問題ありません。
けれど、この2つの関係を知っておくと、「サイトが見れない」「メールが届かない」などのトラブルの原因が、ゆっくり紐解けるようになります。
難しそうに見える言葉も、ひとつひとつ意味を知れば、ぐっと近い存在になる。インターネットは、そんなふうにできています。
◆ まとめ
-
ドメイン=インターネット上の住所
-
サーバー=中身をしまう場所(建物)
-
ホームページは、この2つがあって初めて“公開”できる
やわらかく言うなら、
住所があって、家があって、ようやく「お越しください」が言える。
そんな関係性です。
OKデザインは難しいITのお話も噛み砕いてお話をしています。お困りごとがありました、お気軽にご連絡くださいませ。
